08:居眠り



パルはすぐに居眠りをした。
いや、昼寝と言うべきかもしれない。とにかくこの星、地球に来
たばかりの頃は必ず夕方5時頃になると布団に入った。夜中も2
時になるとすっきりと目が覚めていたし、その所為だとサイバー
は思っていたけど、実際はこの星の人間が夜間に睡眠をとってい
るのと同じことをしているのであって、パルにとってそれがふつ
うなことであって、サイバーと同じ時間帯を生活している今の方
が随分と異常であって、一日なんてそりゃあ長かったはずなのに。

最近になれば不思議でたまらない。

宇宙船が墜落したとき頭を打ったのかもしれない。
元々適応力に優れた生物だったのかもしれない。
人間の2倍を生きてきた。
もう立派に大人と呼ばれるほど生きた。
それでも寂しいことはあったし、故郷に帰りたいと思ってばかり
だった。それでも、自分は大人なんだから、と、厚みのない唇を
噛みしめた。そうして、サイバーの胸を枕にしては、涙をこらえ
た。この星で一番最初に出逢ったのが彼で良かった。彼が彼で良
かった。そういう安堵と、彼の心音は癒しそのものだった。
だから
「パルはサイバーが大好きだよ?」

サイバーがパルの居眠り姿を見るのは本当に久しぶりのような気
がした。
「おれもだよ。」
サイバーは目を細めて、枕に沈んだパルの頭を撫でた。





うわ!短い!
リュサイ→20話完結(?)。パルサイ→1話完結。と言うスタイルを目指してるのですが…。
わかりやすく言えば、前述が星の●貨、後述がショ●ニのスタイルです。(余計わかりにくいって?
どうも長さにばらつきがあっていかん…






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